実質的悪性インフレ

デフレ下で、物価の下落率より実質賃金の下落率が大きい場合、悪性インフレと言える。

実質的悪性インフレで、実質的スタグフレーション

物が売れないから賃金を下げる。とすると、どこが儲けているのか?

日本の場合には完全にデータに出ている。

企業だ!

内部留保の金額が2019年は過去最高!

と言うことは、バブル期より内部留保が多い。

このご時世にバブル期より内部留保が多いって笑笑

それも簡単に説明できる。

企業は売り上げが減っても、倒産させないように先ずは黒字にしようとする。

ならば、不要な経費を削る。

設備機械は使わなければ燃料が不要なので、掛かる経費が少ない。

常に掛かる経費はどこか?

人件費!

つまり、企業を倒産させないために、労働者を解雇、減給することにより、企業は赤字を減らしている。

結論としては、雇用を守るために企業を守る。では、雇用は守れない。

企業は、企業自身を守るために、先ずは雇用を減らすから!

次に、需要が減り続けるので、従業員を全員解雇した(或いは自己都合で辞めさせた)ならば、借金が溜まる前に企業の資産を売り抜き、経営者、或いは株主がその金を受け取り、企業は廃業。

よって、雇用を守りたいならば、需要を増やし、企業の生産を上げる政策をとると共に、労働法を強化し解雇できない(自己都合はOK)ようにし、失業者に手厚い生活補償が必要。

企業に税金をくれてやったり、優遇しても、日本経済は良くならない!ということ。

そもそも、もう20年以上データがあるだろ!笑笑

20年以上データ見ているのに、経済が良くならないって、どんだけ馬鹿なの?笑笑